□ バージョンアップ


最近のシンセサイザーや録音機材が
「バージョンアップ」することはもはや珍しくない。

それどころか今や
情報家電やカメラなんかまでが
バージョンアップを覚え、
そのことを売りにしてたりする。

一度買ったあとでも
新たな機能が実現されて改良が続く
というこの仕組みは、メーカーにとっても
ユーザーにとっても
良くできたシステムだと思う
....


だが、新機能搭載と共に小さく
" ○○の箇所の不具合を直しました "
当たり前に書いてあるのはどうなんだろ。


モノ作ってる方も人間だから
間違いに気づかず世に出してしまった
ということはあるでしょう。

ソフトウェアにバグがあるのは
仕方ないというのもわかる。

でも中には「かなり問題あるよ」的なミスを
バージョンアップという名で
それとなく直してたりするのはどうよ。


製品をどこで『完成』とするかは
それを作る人次第だろうけど、
一般消費者は自分が今買おうと手にしたその製品が、
まさか開発途中だなんて思わない。

誰だって完成されたモノが欲しいのです。

開発メーカーの
「他社より早く出したい」状況もあるし、
「早く使いたい」って人もいるだろう。
そんなら『コノ製品は現時点で何%完成です』
とかシールでも貼るとかね。

その位自分の作ったモノに責任を持つのは、
開発者のポリシーとして必要なことだと思う。


メーカーの単なる付加サービスだった
バージョンアップが、必須事項と思える程
その重要性を増しているのをみると、
「バージョンアップに対するモラル」を
今後各メーカーとも徹底するべきだ。

あと、不具合を直しましたっていうなら、
「不具合がございまして申し訳ありません」と、
ことわりを入れるのが普通だと思うんだけど。


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[2002/721]