トレーラー

売れる曲のサビは15秒にするんだとか、印税倍だからエンディング長くとか、、、
いやみんなもっと自由に曲作ろうぜい\(;゜∇゜)/。

さて、海の向こうでは音楽のネット販売がさかんになってて、日本でもそのうち盛り上がってくるのでしょうが、きっと私は買いません。あの圧縮した音声に金を出すなんて考えられんのですよ。。。でも、そんな私もオンラインストアでの試聴は大好きです。連想ゲームの様に頭に浮かんだ曲名やアーティストの曲を聴きまくったり、カバーしたバージョンを同時に幾つも聴いたり、名前も知らないお方の曲を聴いてたり、他にはサントラなんかもイイね。

もしこれフルレングスの曲として聴いてたら、多分お腹いっぱいになっちゃってCD2,3枚聴いたところで終わるんだろうけど、30秒だけのつまみ食いがかえって次の探究心を刺激してくれるらしい、マジに何時間でも聴いてたりする。いやはや試聴おそるべし。
同じ流れで映画のトレーラー(予告編)もおもしろい。すでに作品として成り立つんじゃないかってほど鳥肌モノのやつもあるからね。トレーラー専門の制作スタッフが緻密な計算と編集技術を駆使して作ってるんだから、当然なのかもしれんが。
逆に、クライマックスの映像を知っちゃってて、本編を見たときに驚きが薄れているという経験ありません?TVで何度も何度も同じトレーラーが流れ、さらに特番なんか組まれた日にゃもうストーリーがある程度自分の中で出来上がっちゃって、映画館でまさにその通りだったりしたらもう最悪。プロモーションしてお客さん集まったけど、反応薄いなんてことがあり得るわけですな。

これが音楽と映画との本質的に異なる部分。

音楽は反復して理解を深めることができるのに、映画の場合、基本的に一度体験すれば理解できるように作ってあるので、本編を見る前に体験した部分が多ければ多いほど、意外性が減っていくのは当然のことですね。予告の部分なんて一番インパクト強い場面をつないでるわけだし。

’トレーラーが面白い = その映画が面白い’ とは限らない。そうはいってもつまんない予告編じゃ誰も来てくれないだろうし、
苦労するんだろうな。
2003/9/3

『圧縮音楽』
モニタってやつについて考えてみる

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