原点を見いだすこと そして新たな発見をすること

高知のよさこい祭りに携わる様になって6年。昨年は国士で武政賞、今年はぞっこんで最優秀と有り難い評価を頂いたのは、とってもとっても嬉しいこと。

これまでの積み重ねが、一つつながったんだなぁと感じる。と同時にこれまでの繰り返しにどこか飽きている自分もいる。こんなことを書いたら、オメーの曲は全部違うと言うてくれる人はいるかもしれないが、そういう意味ではない。

いまのよさこい祭りが、ある一部では熱狂的に受け入れられ、その反対側では総スカンを食う理由のひとつに、過剰な演出性があると思う。TVなどの作りもそうだが、エンターテイメント性を高めていくには、そこに至る為の演出を上に上に重ねるため、演者はその精度を高めることに集中するようになる。

しかし踊りというのはもっと原始的なもの。ただのお祭り騒ぎでもなく、ただの創作ダンスではない、その内容を今の手法でどう作るのか、それがすぐに分かれば苦労はしないが、そろそろ挑戦を始めてもいい頃合いなのじゃないだろうか。

これは皆に理解してもらおうというより、自分に忘れるなよと言い聞かせているようなものですから。

写真ははりまや橋の下にいるアメンボちゃん こいつなら答えを知っているかも。

2013/8/14

最高はここじゃない
一夜明けて

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