ルーツ

いまでこそ、ボーカルの曲を当たり前に作るようになったけど、それは20代も後半になってからで、それまではインストばっかり作っていた。

そんな作りたて当初のボーカル曲を聴くと、今よりだいぶだいぶ力入っていて『ひぁぁ熱かったんだなぁ』なんて思いながら、それでもまだ変な汗無く聴けるのは歌い手さんの力があるから。

これがインストとなると、もうてんでダメで。5年前でもなかなか厳しいけど、先日ひょんなことから中学生時代!の音が出てきて、もう腑抜けになった。これを微笑ましいと感じることは多分一生無いやろなぁ。

えっと、何が言いたいかというと歌モノよりもインストの方が、作り手としてはどんだけ難しいかというね。楽器のフレーズと表情だけで表現するって、声と歌詞があるボーカルよりも何倍も難しいと思うんだよ。でも好きなんだな。声の入った曲は嫌悪感を感じる程、昔はそれほどまでにインストの曲ばかりを聴いてたのを思い出す。

そんなところに最近またインスト曲のプロジェクトが並行してて、ちょいと出来上がったモノを並べて、なかなか面白いかなーと思っているところ。

少しは上手になっただろうか
これを5年後、果たして聴けるだろうか

少しドキドキするのですが、自分のルーツを思い出してやってやろうと思います。
2015/6/19

祈り
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